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10月, 2018の投稿を表示しています

RNはどんな役割?アメリカ医療の中にいるRNの役割と立場

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これからアメリカ看護師を目指そうとされている方、今現在目指している方に少しでもお役に立てればと思い書いています。あくまで個人的な経験をもとに書いていますので、ご理解お願いします 今日は筆者の仕事でもあるRNの仕事について少し書いてみたいと思います。「アメリカの看護師さんはドクターと同等」なんて事を聞かれた事がある方も多いのではないのでしょうか?ただ私の意見としてはやはりドクターはドクター、ナースはナースのような気がします ただ日本のようにドクターが院内に常時いるという状況ではないので、その点ナースの責任は大きくなっています。(但し、ICUやERなどにはドクターが常在している場合もよります )これはにはやはり医療制度の違いが大きく関わっています。アメリカではオープンシステム(←間違っていたらすいません )という医療方法がとられており、次のように入院システムが成り立っています。 ①かかりつけ医が入院必要と判断。もしくは患者さんがERなどを受診。 ②かかりつけ医はその病院に出向き、指示やコンサルトオーダーを出す ③それぞれの専門医師が、それぞれの分野を担当し治療を進めていく ちょっと想像がつきにくいかもしれないので、もう少しわかり易く説明してみます。日本で例えると、◯◯医院の患者さんが心不全で入院治療が必要と判断されます。するとその先生は提携している病院に入院依頼しベッドを確保してもらいます。入院が決定すると病院に出向き入院オーダーを出すのですが、ここが日本との大きな違いです 例えばこの患者さんが心不全の為、挿管・人工呼吸器管理が必要な状況になったとします。するとかかりつけ医は呼吸器のドクターに診察依頼、その後は呼吸器のドクターが呼吸器に関する事を管理していきます。ただこの呼吸器のドクターも自分のクリニックをもっている場合が多いので常に病院にいる訳ではありません。 そこでナースが大事な役割になります。もう御察っしのよう、呼吸状態が悪くなれば症状や検査データをメインのかかりつけ医に変わって報告/指示受けします。さらに腎機能が悪くなり透析が必要かな?なんて状況になれば、いったんかかりつけ医に報告し腎泌尿器のドクターに患者の状況を報告します。 ちょっとかっこよく言い過ぎかもしれませんが、ドクターとドクターの掛け橋になっている感じでしょうか? 日本の看護師さんもこのような役割はも...

実体験に基づく、アメリカ正看護師資格(NCLEX-RN)対策と勉強法

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今回はこれからRNを目指す方、現在勉強中の方に少しでもアドバイスできればと思い書いてみたいと思います。 (あくまで個人的見解ですので、合格を保証するものではありませんので悪しからず ) まずは何といっても英語力、これは皆さん気になる所だと思います。ただ英語力とNCLEX合格率は必ずしも比例するとは私は思いません。 なぜなら NCLEXで出てくる英語の多くは医療英語で、これは通常の英和辞書には出てこない言葉が多いからです。私もNCLEXを勉強し始めた時、特に最初の数ヶ月はこの医療英語の取得にとても苦労しました。( お恥ずかしい話、初めの頃は1問とくのに30分程かかっていました。) まずは医療英語をマスターして問題や解説が読めるようになる事が大切だと思います。医療英語の多くは組み合せ例えば Hepatitis =Hepato(肝臓)+itis(炎症)=肝炎 といったように、部位を現す言葉と、部位に何が起きているのか?といったような感じで作られています。ですのでこの接頭/接尾語をマスターする事で多くは理解できるようになります。 身体の部位と関連づけて覚える事で、理解し易くなりますよ。 英語力 これは海外生活者にとって永遠のテーマ だと思います これは高い壁ですが、乗り越えなければならないものです。 でも大丈夫、英語力は少しずつ少しずつ付いてきます、いくら勉強したって、テストでいい点数とったからって誰でもいきなり話す事はできません。英語の壁でためらっていたら、チャンスを逃してしまいます とにかく一歩踏み出して、NCLEXに向けて準備しましょう 看護師さんならよくわかると思いますが、現場では教科書通りにはいかない事ばかり。英語も同じで教科書で習うものと同じくらい、ネイティブの人が使う表現は沢山あります。私も常に働きながら英語を学ばせてもらっている毎日です。 「そんなこと言われても・・・」って思われる方もたくさんらっしゃると思うので、参考までにCGFNS審査に必要な英語力を載せてみました。 TOEFL PBT 540 TOEIC 725 IELTS 6.5 (AcademicModule only ) TOEFLやIELTSはTOEICと比べると馴染みが薄いかもしれませんが、アメリカの大学や学校に入る場合、多くはTOEFLで英語力を提示する事を求められますので、その点ご注意下さ...

疾病予防に優しい、アメリカの医療保険!アメリカと日本の医療保険制度の違 い!

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皆さんこんにちは、今日はまたアメリカの医療保険について書いてみようと思います。 前回、前々回と厳しいアメリカの医療保険事情を書きました。今回は逆に被保険者には有難いベネフィットをご紹介したいと思います あくまで個人的な意見ですが、アメリカの医療保険は疾病予防に優しい保険だと感じています。 受診する医療機関にもよりますが、年に一回は無料で血液検査等のセルフチェックが行えます。また毎年のインフルエンザの予防接種は勿論の事、高齢者の肺炎球菌ワクチンなども条件を満たせば無料で摂取が可能です。 これも背景には 、高い医療費 という問題があるからかもしれませんが・・・ 病気を治す医療費よりも、予防する医療費の方が経済的なんですよね?実は。。。 あとDrの処方があればサプリメントも保険カバーの対象になるので驚きです。何と言ってもアメリカはサプリメント大国、日本だと「これサプリメント?薬じゃないんだ!?」って思ってしますようなサプリメントもあります。特に乳酸菌や、コレステロールに効果があると言われているフィッシュオイルは種類も多く、筆者も愛用しています。これらのサプリメントを飲み始めて もう何年抗生剤を飲んでないだろう・・・ って考えてしまう程です。 風邪などひいた時、今までは薬で治すという考え方しかありませんでした。しかしアメリカにきてサプリメントで免疫を高めて治すって方法もあるんだ って驚いています。 その他、不眠や更年期、症状に応じた沢山のサプリメントがあるみたいです。 これから寒くなるにつれ、ジワジワとやってくる インフルエンザ(T_T) 勿論アメリカでも予防接種は盛んですが、予防接種をされる方と同じくらい「注射ではなく、サプリメントで」という人も多い気がします。 そんな時によく摂られているのが、先ほど少し触れたいま日本でも注目を浴びている PROBIOTICS = 乳酸菌です!! 特に今人気だと感じるのがアシドフィルス菌を含む乳酸菌で、整腸作用は勿論の事、免疫力を強化すると言われているみたいです。 また筆者が一番驚いたのが、ピロリ菌が見つかった時の話です。(あくまで実体験ですので、医学的根拠はありません。その点ご理解お願いします。) 日本人は井戸水を飲んで育った方が多いため、統計上、欧米人に比べると圧倒的に胃がんの発症率が高く、その原因がピロリ菌と言われています。ピロリ菌...

多種にわたるアメリカ看護師とNCLEX-RN(アメリカ看護師)試験制度

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今日は前回のトピックから少し離れ、自分の本業であるアメリカの看護師に関して少しお話ししたいと思います。アメリカの看護職は日本より細分化されており、大きく分類しただけでも以下のように多数あります。 Nurse Practitioner(NP) Physicians Assistant(PA) Registered Nurse (RN) Licensed Vocational Nurse(LVN) Certified nursing Assistant(CNA) 日本でも特定看護師の育成が始まり、医療行為の可能な看護師の方々が増えている今日この頃ですが、アメリカのNPの歴史は古く単にNPといっても様々な分野のNPが活躍しています。日本でいう専門・認定看護師をイメージしてもらうとわかりやすいかもしれません。次にPAですが、NP同様医療行為(薬の処方含む)の出来る専門職で、ドクターのもとでドクターの診療補助(研修医の方のような感じ?)をされているイメージです。ただNPもPAも医師の指示なしで診療や処方ができます。 次に私の本業でもあるRNですが、一般的に外国で看護教育を受けた人がRNになるには、いくつかのステップが必要になります。 ①CGFNSの審査を受ける →これは母国で受けた看護教育が、アメリカの看護教育と同等かを評価するもので、この試験に合格する事で晴れてアメリカ看護師試験(NCLEX-RN)の受験許可が貰えます。ご存知の方も多いかもしれませんが アメリカの看護師免許は各州が発行します。以前は州によってはこのCGFNSがなくても直接試験が受けられる州もありましたが今は定かではありません。 (←ご要望があればお調べいたします。) ②米国登録看護師試験(NCLEX-RN)の試験を受ける →パソコンの中に約数千問プールされている問題からランダムに出題されます。右肩上がりもしくは右肩下 がりで進むと75問終えた時点でパソコンがシャットダウンします。つまり右肩あがりの場合はとてもいい点数で合格、逆に右肩下がりの場合は・・・チーン って感じです。ちなみに判定がつきにくい場合は約260問もしくは制限時間の約6時間までパソコンが出題してきます。後述になりますがNCLEXはPearson vueという資格試験を管理している受験センターで毎日受ける事ができます。 ちなみに このPears...