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日本にはないカテーテル留置のスペシャリスト、Interventional radiology nurseってどんな人?

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これからアメリカ看護師を目指そうとされている方、今現在目指している方に少しでもお役に立てればと思い書いています。あくまで個人的な経験をもとに書いていますので、ご理解お願いします。 アメリカでは PICC(Periphery Inserted Central Catheter) や Mid line (末梢静脈から留置するダブルもしくはシングルルーメンカテーテル) がよく使われます。理由としてはやはりCVC(中心静脈)は感染率が高いからです。特に集中治療領域となると、特殊な循環作動薬を使う頻度が高い為、PICCやMid lineが頻繁に利用されます。しかも Interventional Radiology Nurse という、上記ラインを留置する専門ナース(専門資格者)がいて、ドクターの指示があれば超音波で血管を確認し、留置してくれます。忙しいドクターに変わってこういった処置をナースが行ってくれるので、現場RNも頼み易いという利点があります。ちなみにこのMid line先ほどお話ししたように末梢ライン扱いなんです。でもしっかりとしたカテーテルが留置されるのでICUなどの集中ケアはもちろん、状態の悪いもしくは悪化の恐れがある患者さんにはとても有効だと感じています。 施設の規定にもよるかもしれませんが、留置できるのはPICCとMidLineのみで、CVCや透析のクイントンカテーテルは放射線科の仕事になります。すこし本題かれずれるかもしれませんが、日本みたいに主治医が胸腔ドレーンを留置したり、先程のクイントンカテーテルを留置したりする事はほとんどなく、主治医はオーダーを出すだけなんて事も多々あるんです(涙)。オーダーが出ると担当RNが家族へ説明したり、放射線科医に主治医からオーダーがでた事、どのような患者さんでどうしてカテーテルが必要かなどのやりとりをします。これらの点は日本と大きく違う点かもしれません・・・したがって「 アメリカの看護師は医師と対等、責任を求められる 」と言われる理由はここにあるかもしれません。この医師間・家族間のやりとり簡単そうに見えてとても大変なんです・・・医師にも家族にもきちんと説明できないと処置もスムーズに行われないのは勿論の事、緊急時は患者さんの容態も刻一刻と変化するのでとても重要な仕事なだけに、大変です! 但し、集中治療領域やERのような状況...