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2月, 2020の投稿を表示しています

非常事態宣言はもうすぐそこまで来ている、パンデミック到来か!?

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まず初めに当ブログでも新型ウイルスCOVID-19に関して何度かふれているので「また?」と思われる方も多いと思いますが、今は常に新しい情報を少しでも多くの方に認知していただく事が大切だと思いますのでご理解お願いします。 日々感染報告がなされている今、皆さん不安な日々を送られている事と思います。学級閉鎖やイベントを中止する動きも始まり、かなりの緊張状態である事がわかります。何せ、はじめはある特定の地域から発症したいわゆる エンデミック と言われる状態でしたが、もうまもなく パンデミック に指定される日が来ることも遠くはなさそうだからです。ではこのパンデミックとはどういった状態なのでしょう? ここでこの感染の拡大を示す言葉について少し触れてみたいと思います。 通常、感染拡大を示す言葉は以下の3つに分類されています。 endemic エンデミック(地域流行) 特定の人々や特定の地域において、「regularly (ある程度の割合、ポツポツと)」見られる状態[10]。地域的に狭い範囲に限定され、患者数も比較的少なく、拡大のスピードも比較的遅い状態。「流行」以前の段階。 風土病 もエンデミックの一種に当たる。 epidemic エピデミック(流行) 特定の コミュニティ 内で、特定の一時期、感染症が広がること[11]。特に突発的に規模が拡大し集団で発生することを アウトブレイク と呼ぶ。 pandemic パンデミック(汎発流行) (さらに流行の規模が大きくなり)国中や世界中で、感染症が流行すること。 wikipediaより引用: パンデミックに関する詳細はこちら 記憶に新しいパンデミックとして2002年から2003年にかけて大流行したSARSが挙げられます。歴史をたどれば14世紀に起きたペスト、16世紀の天然痘、19世紀に起きたこれらの大流行などこれまでにもパンデミックは発症しています。ただパンデミックと言う言葉の由来からもわかるように、病気が爆発的に様々な場所で起こることから、状況の深刻さが伺えます。 ちなみ本日(02/26/2020現在)の時点でのアメリカでの感染状況は以下の通りです。 Travel-related(旅行に関係する感染報告)                12人 Person-...

遂に命名:新型コロナウイルス(COVID-19) by WHO

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2020年2月11日にWHOが新ウイルスの正式名称を発表しました。COVID-19と名付けられたこのウィルスは今まだ感染拡大を引き起こし、さらなる感染者の増拡大が懸念されています。 ここアメリカでも感染の拡大が懸念されており、アメリカへの入国も注意しなければならない状況になっているので少し情報を共有させていただきたいと思います。 CDCの発表によると 過去14日以内に中国を訪れた外国人の入国は認められません。 アメリカ国籍・永住権保持者及びその家族で、過去14日以内に中国に渡航歴があっても入国は認められます。しかし指定されている11の空港から入国する必要があり、またそこで健康チェックを受ける必要があります。 これらのことからわかるように、アメリカ国籍もしくは永住権保持者以外の人がアメリカに入国する際には慎重に検討しないと今は入国拒否の可能性が高くなるので、今アメリカへの渡航を計画されている方は注意が必要です。また、予防策に対する情報がアップデートされたので、これももう一度確認したいと思います。 病気の人には近づかない 不必要に目鼻口を触らない 体調が悪い時は家からでない よく手に触れるものの表面を頻回に除菌する 風邪やインフルエンザ症状のある人はフェイスマスクを使用することを強く推奨する 石鹸と水で少なくとも20秒の手洗いを行う。特にトイレに行った後、何かを食べる前、鼻をかんだあとやくしゃみ咳をした場合は直ちに手洗いをする。万が一手洗いができない状況の場合は60%以上のアルコール消毒剤で除菌する。 これらのことからも分かるようにマスクと手洗いがさらに強調されたようにあります。基本的なことをしっかり行えば感染を防ぐことができるので、高齢者や小さい子供と接する機会の多い私たち医療従事者は特に気をつけましょう❗️ Avoid close contact with people who are sick. Avoid touching your eyes, nose, and mouth. Stay home when you are sick. Cover your cough or sneeze with a tissue, then throw the tissue in the trash. Clean and disinfect frequently touche...

あなたならLVN?それともRN??近道はどっち!?VISA取得を考えたライセンス の選び方!!

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 アメリカにも日本同様、看護師と准看護師があります。看護師はRegistered Nurseと呼ばれ准看護師はLVN:Licenced Vocational Nursesと言う名称で呼ばれています。州によってはLPN:Licenced Practical Nursesと呼ばれている州もあるようですが、私の住んでいるカリフォルニア州ではLVNと呼ばれています。 今日はアメリカで看護師を目指すにあたり、はじめからRN目指すのか、それともLVNを目指しのちにRNになった方がいいのかをお話ししたいと思います。今まで私も何度かこのような質問を受けたことがあるのですが、人それぞれ置かれている状況は違うので、正直難しい質問です。今日はその両方の観点から、メリットデメリットをお伝えしたいと思います。 以下が私の考える、初めからRNを目指した方がいいケースです。 1.日本で正看護師の免許を持っている 2.病院(病棟)での職務経験がある 3.日本での病院勤務において、リーダー業務もしくはそれ以上のマネジメント業務に関わった経験がある 上記はあくまで自分の経験に基づく判断ではありますか、日本の看護教育を受け看護資格を持っていればアメリカで看護学校に行く必要はありません。ただし、自分の受けた教育を審査機関に審査してもらう必要はあります。またなぜ病棟での勤務やマネジメント業務が必要になるかと言うと、アメリカの正看護師は准看護師・看護助手とチームを組んで動くことが多いため、准看護師や看護助手に何をお願いするのか、またRNは何をしないといけないのかその都度判断しながら業務をこなす必要があります。通常アメリカの看護学校では実習の時に、プリセプターシップを含めこのようなマネジメントについても学びますが、日本の場合だと実際働きだしてから学ぶことが多いのでマネジメント経験があるのとないのでは大きく違うと思います。 では次にLVN→RNを目指した方がいいケースです。 1.日本で看護師の経験がない、または看護師の資格を持っていない 2.日本で準看護師の資格を持っており、職務経験がある 3.RN、LVNの資格に関係なく、早くアメリカの医療現場に出たい 日本での免許がないという事は、当たり前ですがアメリカで一から勉強しなくてはなりません。となると看護学校に通わないというけない事になりますが、この学校に入...

CKD in アメリカ事情!切実な慢性疾患に向き合うアメリカ社会🇺🇸

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日本同様、アメリカでも慢性の腎臓疾患をかかえている人は多く、 成人の約15% が慢性腎臓病にかかっていると言われ、約7人に一人が慢性腎臓病と言うことになります。さらに、慢性腎臓病を持つ10人中9人は自分が慢性腎疾患であることに気づいていないと言うことも報告されている事から、進行しないと気付きにくい疾患である事がわかります アメリカでの報告によると65歳以上で38%、45〜64歳で13%、18〜44歳で7%の人が慢性腎臓病にかかっていると言われています 。またご存知のように慢性腎臓病は生活習慣病である高血圧や高血糖との因果関係が強く、 糖尿病患者の3人に1人、高血圧患者の5人に1人が慢性腎臓病を併発しているようです(涙) 慢性腎疾患が進行し人工透析や腎臓移植が必要な状態になるとend-stage kidney disease(以下ESKD)と呼ばれ、最も深刻な状態を意味します。アメリカでは約72600人 つまり1000人に2人の割合で、人工透析や腎臓移植を余儀なくされているようです。 ESKDとなり人工透析が必要になると日常性生活的にも不安が出ますが、そこで活躍するのがCNN(Certified Nephrology Nurse)とCDN(Certified Dialysis Nurse)になります。 CNN(Certified Nephrology Nurse) の資格申請には腎・泌尿器科にて最低3000時間の経験が求められ、それに加えて過去3年で30時間のCEU(continuing education)を腎・泌尿器でクレジットしている必要があります。 一方の CDN(Certified Dialysis Nurse) ですが、腎・泌尿器科でESKDの患者さんを最低2000時間以上、それに加えて過去2年で20時間のCEU(continuing education)を腎・泌尿器でクレジットしている必要があります。 CNNはCDNに比べるとより包括的にESKD患者さんをケアするスペシャリストであり、一方のCDNはより透析治療に特化した専門職であると言えます! 外来治療の盛んなアメリカでは外来透析センターも独立して存在している事も多く、早朝から透析治療を行ないます。そこでCNNやCDNが専門的な知識を活かして医師と連携をとり、透析オーダーの調整や生活...